素手に注意する
夏のお弁当の食中毒対策についていくつか紹介します。
夏のお弁当の食中毒対策ですが、基本的に素手で触るという行為は全面的に禁止としておきましょう。
これは料理を作る際にも同じことが言えます。
そもそも、夏のお弁当で発生する食中毒というのは、人の手を伝って細菌が移動していくことで、細菌が増殖していくという流れが存在しますので、人の手が清潔であれば細菌は増殖しづらいのです。
もし、どうしても手で鍋、フライパン、弁当箱、食器などを触りたいという時は、殺菌効果のあるハンドソープを使用してからが望ましいです。
次に水分はキレイに拭き取るようにしましょう。
水分は食器だけでなく、人の手についているものもキレイに拭き取るようにします。
その理由ですが、水分を放置されていると段々と日光で熱せられ、最終的にはぬるい水になってしまうからです。
ぬるい水は細菌が増殖する上で欠かせない材料と言われていますので、水分を拭き取っておくだけで細菌の増殖を防げるのです。
最後に、素手でものを触らないためにも料理用のゴム手袋を使いましょう。
ゴム手袋は、100円ショップで売られているものを使わないほうが良いです。
こちらは作業用のゴム手袋と書かれていますので、防菌性の高いゴム手袋ではないからです。
手の汚れというのは、いつの間にか汚れていきますし、なにより夏のお弁当の食中毒対策が失敗に終わってしまう原因にも当てはまるので、なるべく清潔を維持できる料理用のゴム手袋を購入すべきです。
長く放置しない
夏のお弁当の食中毒対策として、素手以外の対策を案内させていただきます。
一番効果的な対策では保存容器を使うという手段です。
保存容器は電子レンジでチンできるものを使いましょう。
その理由ですが、保存容器に入っている食べ物を取り出す際に周りを汚してしまう危険性があるからです。
これでは、夏のお弁当の食中毒対策とはなりません。
また、電子レンジでチンするのに最適な保存容器を購入しましょう。
保存容器の表記に「電子レンジで使えます」という案内があれば、使用されても問題ありません。
もし、電子レンジでチンできない保存容器を使ってしまうと、プラスチック特有の嫌な匂いが食べ物についてしまうため、食欲をそがれる結果となりますのでオススメできません。
それと、夏は食べ物が長持ちしないということも忘れてはいけません。
夏といえばカレーなどで食中毒が良く発生しているのですが、基本的に2日以内に食べないと、食べ物がダメになりやすいことも覚えておきましょう。
夏は異様なほどの熱がともなう季節です。
そのため、まだ大丈夫と思っている食べ物でも、清潔に保存されていないとすぐにダメになることが多くあるのです。