学資保険の選び方のポイント
学資保険とは将来子供に必要となる教育資金を確保するために加入する保険のことであり、毎月決まった額を払込していくことにより、満期時に契約をしていた金額を受け取ることができます。
子供一人にかかる教育費は年々増加する傾向にあり、子供ができた瞬間から意識して積立など準備していかないといけませんね。
将来かかる費用を用意するなら貯蓄で十分ではないかと思うかもしれませんが、学資保険は「保険」として機能する金融商品である、というところに大きな意味があります。
つまり学資保険では定額の払込をした金額は通常の預金よりも高い金利がつくようになっており、さらに保険契約者が契約期間中に何らかの事故にみまわれたときには、その時点では支払いを受けることができるんです。
また多額の金額になると家庭内で管理をするのが非常に難しくなるのですが、基本的に学資保険は途中解約を前提としていませんので、確実に必要な時期に必要な金銭が確保されます。
ただし学資保険は金融商品の中でも特に人気の高いものですので、数多くの企業から提供をされており、その内容も様々です。
そのため、加入をするときにはそれらの中から自分たちにあったものを探し、適切なプランを選ぶということが大切ですね。
人気ナンバーワンはやはり「かんぽ生命」
学資保険は今でこそたくさんの企業が参入していますが、以前は学資保険=簡易保険というイメージがありました。
郵政が民営化したことで組織は代わり「かんぽ生命」となりましたが、学資保険の人気は相変わらず高いものとなっています。
かんぽ生命の学資保険の最大の特徴は、特約が非常に多様性があるということです。
特約の中でも、保険者が何らかの事情により保険金が一時的に支払いできなくなってしまった場合の融通がかなりききやすい、というところが目立ちます。
例えば特定の疾病になってしまい一時的に支払いが難しくなっても、その期間の保険料を免除するような特約があり、長い保険期間中にトラブルがあっても確実に将来まとまった金額を用意できるようになっています。
一方で、ここ最近民間の保険会社の学資保険で人気が高いのが「AFLAC」と「ソニー生命」です。
「AFLAC」は学資保険にかなり力を入れており、特に保険料に対しての返戻率が非常に高いところに魅力があります。
満期の支払いは預け金額の118%にもなるプランもあり、銀行の普通預金の金利が0.1%程度の現在においては、かなり着実な保険と言えます。
もう一つの「ソニー生命」でもやはり返戻率が他の学資保険よりも高いことが特徴で、もう一つプランが多く契約途中でプランの変更ができるという柔軟性が魅力です。