パズルは本当に知育に効果がある?
今では、子どもに与える玩具(おもちゃ)についても、知育を前提にして選んでいる人が多いです。
というのも、以下のような知育に効果的なパズルといった玩具も存在するので、ものによっては子どもの将来に影響を与えるものもあるからです。
例えば、パズル全般には想像力を鍛える力があります。
パズルというのは完成していない状態からスタートとなりますので、完成図が予想できている状態ほど簡単にパズルを完成できます。
つまり、自分で考えて完成に導く必要があるので、自分の想像力を頼りに進んでいく面白さ、難しさを学べる玩具なのです。
そのような一面が強いため、今では知育に最適な玩具はパズルだと言われるようになりました。
想像力以外では観察力にも影響を与えます。
先ほどの想像力が全体の予想であれば、観察力というのは一部の予想に該当します。
例えば、「この一部分を完成させられれば、他の部分も完成しそう・・・」と観察するようになり、効率的な方法でパズルを組み立てられるようになるのです。
さらに長時間の作業を必要としますので、パズルは集中力を養う効果も期待できます。
途中であきらめてしまうと、パズルは絶対に完成しません。
なので、途中までせっかく進めたのだから完成させようという集中力を得られるのです。
もし、パズルがすべて難解なものであれば、子どもだけでなく大人であってもパズルは完成させられません。
しかし、知育においても評価されていることをメーカーは知っていますので、現代のパズルは難易度が低めに設定されているのです。
このような楽しい一面があるだけでなく、パズルの中には指を器用に使わないと完成しないもの、パズル内のトリックを解き明かせないものまであります。
知育が上手く進んでいった際、さらに高度な知識を得られるパズルも存在するので、人生を通じて何度も遊べるという魅力がパズルにはあるのです。
年齢に合ったパズルを買い与える
パズルには、幼児用、子ども用、大人用といった種類がありますが、知育に最適なパズルを購入する際は幼児用、子ども用を買い与えるようにしましょう。
というのも、大人用の簡単そうに見えるパズルは難しいからです。
ピース数も10倍以上のものが多いので、下手をすると途中で子どもが断念してしまうこともあるでしょう。
幼児用のものは人気のアニメキャラクターなどがモチーフとなっているので、作っていて楽しい気分になれますし、ファンシーな世界に迷い込んだ気分にもなれます。
子ども用のものは、ピース数が多いのですが、その代わり部屋に飾れるようなサイズのものが多いので、完成後になんとも言えない達成感を味わうことができます。