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二の腕がタプタプに…。原因をググってみました

上腕三頭筋が衰えている

二の腕の構造は、実は上腕二頭筋と上腕三頭筋という2つの筋肉で構成されています。
腕は2つの筋肉が、動くことによって、バネのようにして腕を曲げたり伸ばしたりできるのです。
そして、二の腕がたぷたぷになっているというのは、上腕三頭筋が衰えると、たぷたぷしてくるのです。
上腕三頭筋は、腕の中でも、筋肉の6割を占めており、この筋肉を鍛えれば、たぷたぷにはならないでしょう。

力こぶと言われる筋肉は、上腕二頭筋であり、その裏側にあるのが上腕三頭筋です。
物を持ち上げるときは、上腕二頭筋を使うので、普段日常の行動の中では、上腕三頭筋は使わない筋肉です。
筋肉が衰えれば、贅肉に変わるので、それは脂肪の塊となり、弾力性のあるこんにゃくにようなものになってしまい、たぷたぷします。

筋肉が衰えると、リンパ液なども溜まりやすくなり、むくみやすくなるのです。
水分や老廃物は血液によって運ばれており、これはやがて尿や便として体外に排出されます。
血液を流すのは心臓の役目ですが、筋肉はポンプのような働きをしており、末端の血液を押し上げて流してくれます。
筋肉が衰えれば、血液の巡りが悪くなっていき、老廃物が溜まり、むくみやすくなるのです。

二の腕がたぷたぷするのは、見た目が悪いばかりでなく、体にも悪影響を与えるので、解消した方が良いと言えるでしょう。

二の腕を鍛える方法

二の腕を鍛えて、たぷたぷをなくすならば、腕の運動をするしかないです。
しかし普段の運動では、上腕三頭筋は使わないので、普段と違う運動をして鍛えます。

・腕組み運動

手のひら同士を合わせて、右手はしたにして、左手は上にして、お互いに力を入れ、この状態を30秒キープします。
終わった後は、右手と左手の位置を入れ替えて、同じく30秒間力を入れます。
これを1日3セット行いましょう。
肘に痛みや違和感があるなら、少し伸ばして行うと良いです。

・持ち上げ運動

手を後ろで組み、腕を上に持ち上げていきます。
限界まで持って行ったら、3秒キープし、元の状態に戻し、1セットとします。
これを10セット行い、姿勢を崩さず、背筋を伸ばして姿勢を良くして行います。
姿勢が悪いと、効果が薄いので、姿勢に気をつけて行ってみてください。

・腕立てふせ

床を使って腕立てができる人は、そのまま床で行って構いません。
しかし体を腕で持ち上げる力がないという方は、壁を支えにして、行ってみましょう。
壁にむかって手のひらをくっつけて、壁に対し腕立てふせをするのです。
壁だとそれほど力を使わずに行うことができ、慣れてきたら、テーブルなど使い、角度を付けて行ってみましょう。
腕立ては、最初は10回ぐらいから、できる範囲の回数から始めます。